バイナンス先物の清算価格の計算方法
バイナンスは、ポジションに残ったお金が維持証拠金まで減るとポジションを閉じます。維持証拠金はポジションサイズのごく一部です(小さなポジションで通常0.4%から1%、大きなポジションではもっと高くなります)。これが起きる価格が清算価格です。ポジションが1つの場合の式は次のとおりです。
方向 = ロングは1、ショートは-1;数量 = 証拠金 x レバレッジ / エントリー価格
例:BTCUSDTを60,000で10x、分離証拠金1,000 USDTでロング。ポジションは10,000 USDT、つまり0.1667 BTCです。維持証拠金率0.5%なら清算価格は約54,271で、9.5%の下落です。20xなら同じ取引は約4.5%の下落で清算されます。
クロスと分離マージン
分離モードでは、この取引の証拠金だけがポジションを支えます。クロスモードでは先物残高すべてが支えるので、清算まで価格がずっと大きく動く必要があります。その反面、クロスモードでは1つの悪い取引が自分の証拠金だけでなく残高全体を失わせることがあります。
バイナンスの数字と違う理由
- 維持証拠金率はペアとポジションサイズ(ティア)で変わります。正確な率と維持額は詳細設定で入力してください。
- クロスモードでは、他のオープンポジションとその含み損益が結果を変えます。
- バイナンスは清算の判定に最終価格ではなくマーク価格を使います。
PnLとROE
ROE = PnL / 証拠金 x 100%
手数料 = (数量 x エントリー価格 + 数量 x 決済価格) x 手数料率
例:60,000で証拠金500 USDT、10xでロングし、61,200(+2%)で決済。PnLは+100 USDT、ROEは+20%、テイカー手数料は約5 USDTです。レバレッジが大きくするのは値動きではなくROEです。同じ2%が逆に動けば-20%です。
リスクから決めるポジションサイズ
口座を失う原因の多くは、悪いエントリーではなく大きすぎるポジションです。まず損切りにかかったときに残高のどれだけを失ってよいかを決め、損切りまでの距離でサイズを決めます。
ポジションサイズ = リスク額 / 損切りまでの距離 %
1,000 USDTでリスク1%なら、リスクは10 USDTです。損切りが2%先なら、ポジションは500 USDTです。レバレッジが決めるのは拘束される証拠金の量だけで、損切りで失う額は変わりません。
- 1%:長い連敗にも耐えられます。
- 2%:よく使われる基準です。
- 3%:攻めた設定で、ドローダウンからの回復が難しくなります。
自分の清算価格と、ほかのトレーダーの清算価格
この計算機は、自分のポジションがどこで崩れるかを示します。清算ヒートマップは、同じペアでほかのトレーダーのポジションがどこで清算されるかを、未決済建玉とよく使われるレバレッジから推定し、板の実際の注文と一緒に表示します。示すのはレバレッジがたまっている場所で、価格が向かう先ではありません。自分の清算価格が大きな帯の中にあれば、多くのトレーダーが同じ弱点を抱えているということです。
よくある質問
バイナンス先物の清算価格はどう計算されますか?
バイナンスは、証拠金が維持証拠金まで減るとポジションを清算します。ポジションが1つの場合:清算価格 = (証拠金 + 維持額 - 方向 x 数量 x エントリー価格) / (数量 x MMR - 方向 x 数量)。方向はロングで1、ショートで-1です。クロスモードでは証拠金は先物残高になります。
クロスマージンだと清算価格が遠くなるのはなぜですか?
クロスモードでは先物残高すべてがポジションを支えるので、残高が尽きるまで価格がより大きく動く必要があります。分離モードではこの取引の証拠金だけが支えるので、清算価格は近くなります。
バイナンスの清算価格と少し違うのはなぜですか?
バイナンスはペアとポジションサイズで変わる維持証拠金のティアを使い、クロスモードでは他のオープンポジションや含み損益も計算に入ります。詳細設定で、自分のペアのティアの正確な維持証拠金率を入力してください。
先物のROEとは何ですか?
ROEは自己資本利益率で、損益を入れた証拠金で割ったものです。レバレッジ10xなら、1%の値動きでROEは約10%になります。
リスクからポジションサイズを決めるには?
残高のうち失ってよい額を決め、その額を損切りまでの距離(%)で割ります。例:損切りが2%先で$30をリスクにすると、ポジションは$1,500です。
計画用のツールであり、投資助言ではありません。結果は推定値です。数字は必ず取引所の注文画面で確認してください。レバレッジ付き先物は高いリスクを伴います。